桜草








この心が風に吹かれて消えてしまえばよかったのにと。







「暑…」

 家の用事で赴いたそこは、陽炎の立ち昇るほど強い陽射しに晒されていた。
 アレンの生まれ育った国は冬が長く厳しい。一年の大半を曇天が占め、人々は短い夏を謳歌する。
 話に聞いた限りによると、ここは故国とは真逆であるという。一年の大半を炎天下に苦しめられる。かといって冬が暖かく過ごしやすいかといえばそうではない。夏が暑ければ暑いほど冬の寒さは厳しさを増すという。
 アレンは顎に伝った汗を手の甲で拭った。

「ラビは…よくこんなところで生活できるな」

 ラビ。その名を呟いて、アレンはそっと瞳を伏せた。強い日差しに晒されて、陽射しに慣れていない肌だけでなく、眼球までもがじりじりと焼かれているような感覚。
 陽光によって肉が焼けていくという現象を、生きたまま実感できるとは思いも寄らなかった。

 アレンには腹違いの兄がいる。それがラビだ。アレンよりも三つ年上の彼とアレンは、父親が同じなのにもかかわらず、似ても似つかなかった。
 ラビが家を出たのは三年前になる。アレンはまだ十を越えたばかりだった。ラビが家を出て行ったと知ったときのアレンのショックは、おそらく誰にもわからないだろう。それは幼い子供がはじめて突きつけられた、手酷い裏切りそのものだった。

 アレンとラビの家は、古くから続く貴族の一つだ。由緒正しい…の代名詞にされるほどに、世間にも広く知られている。
 世界中をフィールドに事業を展開し、特に先代当主――ラビとアレンの祖父に当たる――の辣腕振りは、表向きには当主の座をその息子に譲った今でも健在だ。実質的に彼が実験を握っていることは、周知の事実だ。その知識の底知れぬ深さに、彼はブックマンなどとも敬称されてもいるが、ラビのみは彼のことを「ジジィ」と呼ぶ。ときには「パンダジジィ」などとも呼びながら――これは彼の独特のメイクによるものからだが――その実、裏表なく、萎縮することなくあの祖父に相対することができるのはラビくらいだとは、アレンの感じるところだ。
 祖父はラビに厳しく接するが、その真実が実力を認めた者へのもので、他の――例えばラビとアレンの父――者へのそれとは異なる。そしてだからこそ、アレンはこんなところまで来た。

 現当主――つまり、ラビとアレンの父親に当たる――は、自分の父親にまったく頭が上がらない。内心ではそれを快く思っていないことは明らかであるが、それを表明することができない男だった。
 ラビの母親は家柄も財政状況も非の打ち所がなく、その当時、未だ当主の座についていた祖父が決めた息子への婚約者だった。ラビはどうか知らないが、アレンはその詳しい事情まで知るところではない。ただ知るところであるのは、事業の拡大に要用件であったらしいということだけだ。

 当時はまだ若かった現当主には、思いを通じ合わせる女性がいたが、父に逆らうことのできない彼には、自分の身分を棄ててまで彼女のとの愛を貫くことなどとうていできることではなかった。だからといって、その愛を諦めることもできないほどの優柔不断さで、結果的に、正妻の他に愛妾を持つという形に収まったのである。
 その二人の間に生まれた子が、アレンを含めて四人。正妻との間に三人の子を設けることとなった。まるで父親に逆らえぬ男の、唯一の自由だとでもいうかのような態(てい)だと、人々は嘲笑と共に噂し合った。

 アレンは見知ったことがないが、この他にもう一人、腹違いの兄弟がいるとのことだったので、兄弟の総数は八人となる。ラビは次男で、アレンは六番目の子になるはずだ。
 アレンには同腹の兄が一人、姉と妹が一人ずついる。正妻の二人の子はすべても男で、いずれもアレンより年上だ。一番上の義兄はアレンより五つも上のはずだった。

 アレンは相変わらず無慈悲なほどに降り注ぐ陽光の下で、暑さに息を乱しながら視線を上げた。

(ここに、ラビがいる……)

 僅かな胸の高鳴りは気のせいだと言い聞かせた。目の前にあるのは、彼らの生家からすればおよそ人の住める家とは思えないほど小さくお粗末なものである。
 それに思い当たったとき、アレンは僅かに不安に襲われた。本当に、こんなところにあの兄が居を構えているのだろうか。

 しばらく逡巡するが、炎天下の中では思考もまとまらない。まるで脱水症状でも起してしまったかのように、ぼんやりとしていた。
 押し殺したものも含めいくつかの不安にたたらを踏み続けていた心を叱咤し、アレンは意を決して腕を上げた。扉を叩くと渇いた軽い音が響き、次いで人の足音が響く。

「こんな時間に誰さ〜」

 扉が開かれるより先に響いた声音は、胸の奥にあるラビの声の面影を持っている。何よりその独特の口調に、アレンは目頭が熱くなるの感じ、きつく拳を握る。
 扉が開かれ現れたのは、記憶の中の彼よりもずっと逞しくなった青年の姿だった。





 家の中は閑散としていた。必要最低限の見本のようで、しかもそれらすべてにはまるで装飾美など感じられない。これほどまでにシンプルな家具を、アレンは見たことがなかった。
 それでも、普通よりも無駄に本が散乱しているを見てとると、読書好きのラビらしくて。思わず笑みが漏れた。

 アレンが通されたのは、扉を入ってすぐのキッチンを兼ね備えたダイニングだった。テーブルに案内され、ラビ自らが淹れたコーヒーを出される。湯気が立ち上っていない冷たいそれははじめて見るものだった。礼を云って口をつけると、ほんのりとした苦味が口の中に広がる。同時に、熱の篭もっていた体に清涼感を与えてくれた。

 とりあえず追い返されずにすんでいることに、アレンは内心で安堵していた。出会い頭に扉を閉められて拒絶されることさえ想像していたのだ。未だ会話がないまでも、とりあえずのもてなしを受けている現状は、とてもいい傾向の部類に入るのではないだろうか。
 アレンがコップを置くと、木製のテーブルに触れてことりと軽い音が室内に響いた。それを合図にするように、先に口を開いたのはラビだった。

「久しぶりだけど、アレンは元気だった?」
「ハイ……」

 ラビが小さく笑って訊ねるのに、アレンは肯定の返事を返しながら、そっと瞳を伏せた。思い浮かべるのは家族の視線ばかりだ。
 ラビはアレンの答えに「それは良かったさ」と、嬉しそうに笑ってみせた。その内実がどうであるのか、アレンには知る術がない。
 アレンはいつだって、ラビが何を思っているのかがわからない。三年の前のあの日、ラビが突然家をでたその日まで、アレンはラビがそんなことを考えていること欠片も察することができなかったように。

「ラビ…」
「ん?」
「…戻るようにと、ブックマン――お祖父さまからの伝言です。それを伝えるために、僕はここに来ました」

 ラビはすぐには答えなかった。アレンも、ラビの様子を見なかった。
 しばらく沈黙が続き、ラビが自分用にと淹れたコーヒー――こちらは湯気が立っていた――を飲む気配だけが、アレンには知ることができた。
 ラビが口を開き、アレンは視線を上げた。ラビの瞳が悲しげに微笑っているように見えた。

「ん〜、だって兄貴がいるじゃん。こっちの方でのんびり、自由に商売してる方が、楽なんさ。性にもあってるし」
「でも、お祖父さまは、ラビに後を継がせるって云ってます」

 だからアレンがここに来たのだ。アレンは再び己に言い聞かす。

「戻ってきてください…ラビ……」

 アレンは孤独だった。三年前、真実孤独になった。
 アレンの母は母性に溢れた人で、兄妹を分け隔てなく愛し、慈しむ。けれど、アレンにだけは違った。彼女はアレンを見ると、まるで悪魔か何か見るような目を向け、憎悪に身を震わせながら、アレンに危害を加えるのだ。
 母のそんな様子を感じ取り、兄妹たちも、アレンには冷たい視線と態度しか向けてこない。父は危害こそ加えないまでも、その視線に愛情の欠片もないことは、母や兄妹たちと同様だった。

 そんな中でアレンに愛を与えてくれたのは、アレンの乳母であるマナと、腹違いの義兄(あに)であるラビだけだった。アレンはいつだってラビが正妻の眼を盗んで遊びに来てくれるのを心待ちにしていた。
 三年前にラビが突然家を飛び出し、その直後、乳母も病に倒れこの世を去った。アレンを愛してくれるものは、誰もいなくなった。

 しかし、守ってくれる存在はいた。祖父だ。
 彼のアレンへの評価は、アレンの直接的な周囲の評価に比べて遥かに高く好意的なものであるらしく、アレンはとりあえず餓えずにすんでいる。
 十を越える頃からすでにそれぞれに仕事が与えられ、アレンは小さな行商を担わされていた。家族のいる実家にとどまっているより、心理的にもいいだろうという配慮に、アレンは少なからず感謝している。

 冷たい視線にも加えられる悪意にも、もう心は動かない。そんなものは当の昔に突き抜けてしまって、奈落の底に辿り着けば、それ以上落ちることはなかった。
 それでも、苦しみはあるのだ。
 母の激しい拒絶。悪意ではなく、拒絶。
 まるで悪魔でも見ているかのように怯え、嫌悪し、憎悪の瞳を向けてくるのだ。そして、哀しみに打ち震えている。あまりの恐怖に泪を流し、アレンはそんな母の姿を見るたびに、悪いのは自分であると錯覚する。

「ラビは…どうして、」

 どうして、家を出ていったの?

 答えがなく、アレンは呟いていた。ずっと考えていた。ずっと、ずっと。
 ラビの答えが返らないことはいつものことだった。そう、彼が姿を消した、三年前のあの日から。
 奈落の底に落ち着いて、それでもそこには光が差していた。暖かくやわらかく降り注ぐ陽光は、ラビがいたからだ。
 それがぶつりと消えて、暗黒の海に放り込まれる。
 その瞬間から、アレンは呟き続けていた。ずっと、叫び続けていた。

 なぜ。
 一人にしないで。
 一緒に連れていって。
 どこにいるの。
 どうして、

 そしていつだって、答えは返ってこなかった。
 放り出された言葉を受け止めてくれる相手は、どこにもいない。

「アレン…」

 ラビが立ち上がる。
 アレンは名を呼ぶ声に切なさを覚える。俯かせていた視線を上げれば、ラビの瞳もまた、切なげで、苦しげで。
 アレンは、なぜ彼がそのようにつらそうな顔をするのかと、ぼんやりと思った。

 ああ、彼の腕が、私に伸ばされる。

 かつての。幸福だったあの日のように。
 私を待つ、あの手のひらのように。
 優しくて大きな、大好きな彼の手が、私へと……。





 それはアレンにとって驚愕の連続だった。
 いつだって優しかったラビの激しさを、アレンは初めて眼にした。それに触れ、僅かな恐怖が胸の奥に生じるのを感じた。
 強く両手首を抑えられ、骨が軋むかと思われて表情を歪ませる。
 体に掛かるラビの重みは温かく安堵をもたらすのに、得体の知れぬ緊張を与えた。

「ラビ…」

 アレンが問う。不安そうな表情はそれでも、常とは様子の異なるラビを気遣っていた。
 苦悶に奥歯を噛み締めるラビの表情が視界に写る。俯いて影になってはいるが、ラビに組み敷かれている状態にあるアレンには、その表情がはっきりと見て取れた。
 こんなにも何に悩んでいるというのか。耐えているというのか。
 アレンはラビに何かをしてあげたかった。ラビの苦悩を晴らしたいと、泣きたいほどに強く願っていた。

 はじめて他人に触れられる場所に、言葉にはしようもない疼きを感じる。泣き出し、逃げてしまいたいほどの恐怖と、それとは逆の、さらなるつながりを求める悦楽を与えてくる。
 肢体を滑るラビの手のひらのかたちまでもが、全身で感じられていた。もはや何も考えることのできなくなったその身で、ただ唇に触れるやわらかなやさしさにまどろんだ。
 襲い掛かったのは味わったことのない痛みで。思わず上げられた絶叫は音にならずに彼の中に吸い込まれたようだった。写るのは見知らぬ天井で、跳ね上がる肉体を寝具に縫い付けるのは、逞しい男の体に成長した義兄(あに)の四肢だった。

 気がつけばまどろみの中にいた。やわらかく温かく、こんなにも清らかで。
 アレンは久方ぶりに、安らぎに抱かれて眠りについた。





「アレン…」

 愛しい人の名を呼ぶ彼の声は、ひどく苦しげだった。
 隣に横たわるアレンの髪をそっと撫でる。いや、紙一重にも満たない距離で、それは震えて届かない。
 気絶したアレンの寝息は、そこにいたる過程がまるで幻であったかのように感じられるほど、穏やかだ。現に、まるで、悪い白昼夢にでもあったかのように、ラビには感じられてしようがない。

 ラビがアレンを初めて眼にしたのは、短い夏が終わる頃のことだった。
 子供心に、彼は自分の母親が父親に関心を抱いていないことを察していた。母親も父親も、美しい人間だなどとはとうてい感じられず、そんなふうに感じた相手に心を開く子供などいない。母親には、ラビがどこか冷めた子供に写っていたことだろう。
 現に、彼女は自分の子供をそれなりに愛し、愛情も笑顔も注いでいるが、ラビを目の前にするとその柳眉な眉を顰めるのである。そして、ラビがそれに心を動かした様子を見せないことが、さらにその皺を増やす原因となった。

 ラビがアレンの事情を知ったのは、彼が家を出るひと月ほど前のことだ。アレンの母に与えられた別宅に賊が押し入ったという記事を、ラビは書斎で手の届くままに読み耽っていた過去の記事を収録した資料の中から偶然見つけた。
 幸い、被害はなかったとあり、それは完全に完結されていたが、ラビはなぜか気に掛かったて仕方がなかった。こういった勘は、随分と当たることが多かった。

 どうしてそんなことを知ってしまったのだろうか。知らないままでいれば、それ以上の思いを開花させずにすんだかもしれないのに。

 同腹の兄弟よりも、父の妾腹の妹の方が愛しかった。成長し、父――正確には祖父――の後継者を意識し始める頃になると、二つ上の兄をはじめ、兄弟達は眼の色を変え始めた。
 祖父にラビが仕事を与えられるたびに、ものすごい眼で睨みつけてくる兄の表情を思い浮かべ、ラビは皮肉気に僅か口端を引き上げた。眉根が寄るのは、見なくなって三年たった今でも収まらない。なぜ、誰もかれもがあんなものにあれほど振り回されるのだろうか。

 ラビには同腹の妹はいなかったが、腹違いであれば別だ。彼らの祖父は男だ女だと性別で役割を括るような考え方の持ち主ではなく、もっと合理的な人間だったが、世間の常識として家督を継ぐのは男性の特権のように考えられている。
 仕事を持っているのも圧倒的に男性の方が多く、結婚してなお働いている女性は眉を顰めて見られた。特に身分の高い女性は、実家、身内、あるいは夫に支えられて、一生を裕福に暮らすことこそがステイタスとされている。
 そのため、女性達はそれに見合った気位の高さと美しさ、教養を身につけることを第一に考える。身につけたそれによって、父、兄弟、夫の愛を得、資金を手に入れるのだ。
 ラビにも兄や弟の元にも、姉や妹がそうやって、艶を放とうと努力し、しなを作って寄ってくるようになった。兄妹で何をやっているのかと、呆ればかりを抱かされたものだったが。

 その中にあってさえ、アレンは遠目からそれを眺めるばかりだった。自分からはラビへ対しても近寄らず、じっと、声を掛けてもらえることを待っている。
 笑いかけて手招いてあげると、花が綻ぶような微笑を作り、小さな足を一生懸命に動かして近寄ってくる。その姿に、その心に、どれほどラビの心は癒されたことだろう。
 大切で、愛らしくて、一番守ってあげたい義妹(いもうと)だった。
 ずっと、守ってあげたい義妹でいてほしかった。ずっと、優しいだけの義兄(あに)でいたかった。

 知らなければ花びらの開くこともなく、誰にも気づかれずに――自分にさえ気づかれずに終わるはずだったそれは、ただ一度垣間見えただけで、養分を吸い尽くして育っていく。

 ラビの母、アレンの母には、大きな年齢差はないが、もう一人いる妾は、二人の女性よりも十も歳が下だった。その腹から生まれた子は、アレンよりも二月(ふたつき)だけ年下だ。
 おそらく、当時アレンを身篭っていた愛妾の気狂い――もっとも、それさえラビの推測に過ぎなかったが――への看病に疲れ、さすがに嫌気のさしていた父親が適当に手をつけて子ができてしまったと、そういうことなのだろうと思う。

 ラビは久方ぶりに会った義妹に恐怖を覚える。正確には、まったく落ち着く様子を見せるどころか、ますます巨大に、醜悪に変わっていた己の感情への恐怖だ。
 あるいはしばらく合わないうちに、自分の中にある感情は落ち着き、限りなく消滅に近いものへなったのではないかと…。そんな淡い展望は、華の香る如きその美しさを眼に前にして、吹き飛んでしまった。
 それはただ眠っていただけなのだと、実感させられた。それが暗闇の中で、己も愛しい彼女も食い殺そうと鎌首をもたげるのを感じた。

「アレン…。ごめん……」

 だから、あなたのそばにはいられない。

 ラビは眠り続けるアレンの肢体と抱きしめた。永遠に、目覚めなければいいのにと、心が悲鳴を上げていた。ただただ切なくて、泣いてしまいたかった。
 泣いて、許しを請いたかった。
 他の誰でもない、彼女の赦しだけが、欲しかった。

 だから、ただただ強く、その力ない肢体を抱きしめ続けた。







重なり合ってさえ、あなたと私の心は遠く、触れ合わない。










こめんと
 なんかいろいろすみませんでした。こんなに一度に詰め込まないで、何話かに分けて書いていけばよかったかもしれません。いろいろと設定が中途半端に小出しされていてわかりずらいものだたったと思います。本当にすみません。ネタの順次出しとか細かい描写ってとことん苦手なんです。できません…(泣)。
 タイトルの「桜草」には様々な種類がありますが、どれと限定してはおりません。むしろプリムラ(西洋桜草)とか、サクラソウ科でしかないものでさえ含んで考えてます。いくつもの桜草のそれぞれの花言葉をまとめてみたときに、イメージが作品と合いましたので決定。これが見つからなければ「無題」ってタイトルにしようかと思ってました。背景は「桜」です。「桜草」の写真が見つからなかったので。
 桜草の花言葉(一部):あなたなしでは生きられない、不一致、憧れ、悲痛、初恋、青春のはじめと哀しみ、永続する愛情、少年時代の希望、幸福感、希望。
 ご意見ご感想いただけたら嬉しいです_(c)ゆうひ_2005/07/26(丸二日掛かりました…)。
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