□ 小噺(小説と呼ぶにはあまりに短すぎる話) □





小噺B〜スーツCDより?

イ(以下イ):「だ〜!!!また、負けたぁ!!!!」
キラ(以下キ):「あれ?どうしたの、イザーク」
イ:「チェスの勝負だ!!アスランの奴、また勝ち逃げしていきやがった!!」
キ:「ああ、分かる分かる、それ。僕もいっつもゲームで負けてたもん」
イ:「だいたい、あいつは負けてもなんで、こう、悔しそうじゃないんだ!!これじゃあまるで俺がバカみたいじゃないか!!」
キ:「うんうん。アスランってなんかいつも冷静なんだよね。しかも人の欠点一々突くし。しかもそれが的を射てるからなおさら気分悪いんだよね…(怒)」
イ:「そもそもあいつには「悔しい」とか「勝ちたい」とかいう気持ちはないのか?!」
キ:「アスランけっこう負けず嫌いだよ?」
イ:「あれでか?!」
キ:「だよね〜。思った通りの反応見せてくれないから、余計にムカつくんだよ。その点、イザークに勝つのはとっても楽しそうだね」
イ:「余計なお世話だ!!」
キ:「あはは〜。でも、じっさいアスランってさ、親の地位は高いし、本人の能力は高いし、美人の婚約者はいるし…」
イ:「何が云いたい!!キラ!!!」
キ:「うん。そのわりにさ、貧乏くじばっかり引いてるな〜って」
イ:「は?そうか?俺はそんなでもない気がするが…」
キ:「要領悪いんだよ、アスランって。だからね、怒るよりもうまく使ったほうがいいよ。優秀な友人は自分の役に立つように利用しないと」
イ:「それは…友人とは云わないのではないのか?」
キ:「そんなことないよ」
イ:「そういうものか?」
キ:「そうだよ。できる人間は強制的に、本人の意思を無視して「やらされる」んだよ。……地球軍ではね(黒い笑い)」
イ:「そ、そうか。お前も大変だな」
キ:「ううん。今はアスランがそばにいてくれるから平気だよ」
イ:「だが、それではあいつの方が自分よりも上だと認めたことになって、不愉快だろう(柔面)」
キ:「何云ってるのさ、イザーク。馬はせいぜい重い荷物をもって走らせるだけ走らせてやればいいんだよ。かなり疲れがたまってきたら、適当に可愛がってあげれば愛情注がれてると思い込んで文句一つ云わないからね。歩けなくなったら用済みだし。せめて苦しまないように捨ててあげるのが最大級の愛情だよね」
イ:「…あいつは馬か?」
キ:「驢馬や牛でもいいけど」
イ:「…そっちのほうが俺的には愉快だな」
キ:「う〜ん。でも、それはちょっと酷いかなってvv」
イ:「そこまで言っておいてか?」




―――ごめん、話が続かない(死)


2003.09.02
うーん。イザーク書くの初めてじゃないですか?なのでいまいち話を進められなかったです。キラとイザークはアスランの悪口を語り合えばたいそう気が合いそうな気がしてます。





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