+ 機動戦士ガンダムSEED感想-第16話〜第20話 +


16 「燃える砂塵」 2002/01/18

 「虎」と「犬」登場ではじまりました今回。
 さくさくと感想を書けたらいいなと思います(だんだんと心情を語るのが難しくなってきたので)。ちなみにこの感想はいつもテレビ画面を見ながら文字を打っているのでいろいろと文字のうち間違いが目立ちますが笑ってお許しを(今更)

 OP。
 高低の音のバランスがあっていないような気がします。曲と映像のタイミングも微妙にずれているような…。だからかなぁ、歌詞はけっこう好きだし、曲も嫌いじゃないのに、どうにもしっくりとこないのは…。

 トールって好きかも。っていうかトールとミリアリアって素直に好感が持てます。
 ノイマンって少尉なの?
 キラとサイがかわいそう…。

 キラが壊れていく〜(泣)
 今が一番精神的に壊れてるときなら、また優しくて強い子に戻ってくれる…のかなぁ。ただ守りたいだけのに、何でこんなにも痛いのか。
 おそらくはフレイのせいかと思われますが。

 キラがプログラミングしてる姿が一番好きだと気がつきました。
 戦いながらプログラミングを組んで即使いこなしてしまうのもすごいですが、即座に砂漠に適した運動プログラムを組んでしまえるのはもっとすごいです。

 虎さんが「所詮人型」と云っていましたが、それはつまり砂漠では人型に砂漠用の運動プログラムを組むよりは、形そのものを変えてしまった方がいいということなのだと思います。そんな状況下で、しかも多勢に無勢状態でその「犬型」を駆逐してしまえる能力を持たせることができることに、キラってやっぱりすごいんだな〜と(しょせんはキラ至上主義者の言葉?)。

 「パイロットの腕も悪くない」
 キラが褒められるのは嬉しいですが、素人なので本当はこんなことだめだめくらいがいいのかもしれません。キラ自身は、そういった戦争行為に才能があるといわれても嬉しく思わないんじゃないかな…と思うのですが……今のキラはどう思うのか、正直なところ分かりません。
 ただ、以前のキラだったら、まず間違いなく思い悩んだのではないかなと、思います。

 種。
 また割れましたね。こういうのって、やっぱり一度壊れると後々は壊れるのが早いみたいですね。
 初めて壊れるためのきっかけさえおこってしまえば、あとはもう坂道を転がるようにして加速していくだけなのだと思います。
 少なくとも、話のパターンとして最も多いのはそれだと思います。
 あとは、「種」の意味とキラが自身の能力とどう対していくかのかだと思います。

 カガリ。
 キラの廃れた心を彼女が再び立て直してくれることを切実に希望です。
 腑抜けている(酷)キラにカツを入れてください(笑)

 今のキラは強いのでも優しいのでもなく、ひたむきにがむしゃらなだけでもなく、ただ目の前にあるものに、まるで呪縛のような思いに沈みこんでいるだけのように私には思えます。何か心の奥底の、昏い底なし沼のようなところにはまってしまっている気がするのです。
 優しすぎて、哀しみが、ショックが大きすぎて、自分の周囲だけにしか目を向けられなくなっている。確かに、あのような状況では仕方のないことなのかもしれません。今のキラ―――AAに乗り、ストライクを操る―――キラにとっては自分のもっとも身近にいる人を守ることが最優先事項なのですから。

 けれど「もう誰も死なせない」と叫び、決意しながら、敵を殺すことにもう躊躇も迷いもしなくなってしまったことに、どうしようもない寂しさが沸き起こります。戦争だから仕方がないと云ってしまえばそれで終わりだし、むしろ戦争なんだからその辺は割り切って当然だ。むしろキラが割り切ることができたことは評価すべきだという意見もあるのかもしれません。

 けれど、たとえそれが自分が直接的な「死」と対面した環境にいないからいえることだとしても、キラには「敵」のものも「憎むべき相手」をも含めたすべての「命」そのものに目を向け、心をさいて欲しいと思ってしまうのです。これは一視聴者である私の我侭でしかないのですがそう思ってしまいます。

 今回(もう随分と以前から感じていることでもありますが)キラの純粋な優しさが消えてしまったとは思っていません。ですが、今はそれがどこか昏く歪んでしまっているように思えてしょうがないのです。

17 「カガリ再び」 2003/01/25

 ガンダムSEEDのゲームのCM。
 いきなり笑かしてもらいました。
 アスラン…ゲームのCMでも「キラ…」やっぱりもう公認ですね(なんの?)

 ストライクから降りてヘルメットを脱いだキラ、素敵…(ほぅ)

 ディアッカとイザーク。無事に地球降下おめでとうございます。
 ディアッカはものすごく不本意そうですが、自業自得です。後先考えずに深追いするかこうなるんです。
 イザークの方は深追いして、さらに追いかけようとしているので、別にいいのでしょう。むしろ、このまま宇宙に残っていたとしても、ストライクとキラを追って地球に行く〜と騒ぎ立てそうです。

 キラカガに惚れそうです。って、惚れたかもです。前々から目をつけていましたです。
 キラカガ…いいなぁ…。
 そしてフレイいらん(フレイ好きな人には本当にごめんなさい。ここからっていうか、これから先読まない方がいいです)

 キラが笑ってくれました。
 「いろいろあった…」
 そのキラの言葉が切なくて、重くて、つらいです。本当に、いろんなことがあって、ただ重いです。カガリも、それで自分が想像していたこととは何やら理由が違うようだと悟ったように思えました。

 フレイ…。邪魔。ってか、キラは純粋にフレイのこと信じて、その優しさに救われてるのに、あのフレイの瞳が…純粋な人を利用して、裏切るあの瞳が、ひどく嫌です。すごくすごく嫌悪が沸くのに、そうなってしまったフレイの経緯も分かるから罵るだけなんてできないのです。
 フレイは元々コーディネイターにあまりいい感情を持ってはいなかったけれど、それはフレイを取り巻く環境が彼女の価値観を作り上げ、そしてそれは地球全体(ほぼ大半のナチュラル)に広まっている価値観なので、それで彼女を攻めることはできないと思います。
 けれど、それでもしてはいけないことがあるのだと。
 サイやミリアリア達は、戦争に参加している。けれど、それでもそれだけではキラの心は分からない。キラが叫んだ台詞が、サイに届いたのかが気になります。
 彼らは戦争に参加した。
 けれど、自分の手で人を殺したわけでも、直接殺意を向けられ、殺されようとしたわけでもない。
 実際にまじかに死に直面しているのはキラと、あとは父親を「戦争」で亡くすことになったフレイだけで、他の友人たちは未だに、どこか共和国で平和に暮らしていた頃の感覚が抜け切れていないのではと思います。
 ただ、悲しいことは、キラとフレイの心の持ちよう、向かいようがまったく違っていたということ。
 キラが死に直面し、悲しみ、必死に守りたいと願い、おそらく、こうなってもまだコーディネイターとナチュラル双方の「平和」を望んでいるだろう、祈っているだろうことに対して、フレイは現在のキラにとっての行動原理となっているであろう「守る」という部分よりも、「悲しみ」と「憎しみ」ばかりが先んじていることでしょうか。
 ちょっと文がごちゃごちゃのぐちゃぐちゃになってきてしまってます。
 フレイのあれはただの「復讐」です。しかも自分の能力では無理だから他の人間を巻き込もうとしている、最低の行為だと言い切ってしまいます。犯罪や戦争が繰り返され、終わらない理由が、現在のフレイの思想と行動に凝縮されてしまうと私は考えているからです。
 だから、日本の法律は復讐を認めていないはずです。
 自分の受けた痛みのせいで、他人の痛みが見えなくなっているのかもしれません。あまりの痛みに、絶望に支配され、光が見えなくなっているのかもしれません。
 だからこそ、キラにはあのままフレイの思惑のとおりにはなって欲しくないです。それは、フレイにとっても決していいことだとは思わないからです。
 キラは、どれほどの悲しみや痛みを受けても、それでもなお誰かの痛みを少しでもなくしてあげようと考える心を持っています。ただ、自分を犠牲にしてしまうそれを、私はすばらしいことだとは思いません。ただ、キラの行動の根底には、まだ「助けたい」「守りたい」という「願い」と、誰もが平和に、笑って生きられるようになりたいという、「平和」への切実なまでの「祈り」があると思います。
 その祈りの心をなくさないでいられることが、キラが強いということなのだと思います。
 たくさんの大切な人、守りたい人が殺されて、いろいろなひどい言葉を投げかけられて、自分もたくさんの人の命を奪う立場に追い詰められて、それでも、まだ人に絶望しないでいられる。
 その「優しさ」が、キラの根底なのだと思うのです。
 今は痛みにそれが奥深くに沈んでいる…というか、そんなことをいっていられない状況だと感じて押し止めているのでしょうか。むりやり、残酷で非常で、「強く」あろうとしているように見えます。今キラが求めている「強さ」というのは、キラが「強さ」だと思っているのはおそらく純粋なものです。けれど、キラの本当の強さは、自分の悲しみや憎しみ、怒りといった負の感情を乗り越えて、それでもすべての平和や笑顔を「祈り、優しくできる」ことだと思っているので、ここ最近は見ていてつらいのです。…ただの願望だといわれればそれまでですが。

 あっ、なんか朱くなるカガリが可愛かったです(笑)

 キラはこれからどうなるのでしょうか。
 もうキラが幸せになれれば何でもいいです。キラがフレイの思惑から抜け出してさえくれれば…もう本当に、なんでも。
 いろいろだらだらと書きましたが、結局がそれが結論です(所詮、私はキラ至上主義者なので)

18 「ペイ バック」 2003/02/01

 慈悲深いんだか、非道なんだか分かりませんな。ザフト軍☆
 いや、あまりにもキラとフレイの関係っていうのかなんていうのか――が(私的に)たいへん痛いものなので…。
 サイはどうなんだろう?
 あの「バカヤロウ」はどういう意味が込められてるんだろう?いろいろ考えられるですが…。

 フラガ少佐の云ってることはある意味正論なんですよね。むしろカガリの喚いていることの方が現実を見切れていないというか、把握しきれていない台詞となってしまうと、私は思うのですが…。
 というか、アフメドやカガリ含め、若いなぁ…。
 戦争本気でやるんなら、がむしゃらでは勝てないと思うのですが。圧倒的に強いのに、それでもまだ余力を残して戦う。どこまでも卑怯で、どこまでも生に執着してなきゃ、生き残れないと思うです。っていうか、レジスタンスはなんのために戦うのでしょうか?
 残してきた家族のためではないのでしょうか?自由のためとかいって、あそこで追いかけるのは、ただ単に「意地」でしかないのでは?

 「奇妙なパイロット」「面白い」…キラ、虎さんに好き放題云われまくりですね。
 大方の予想通り、毎回毎回「種」は割れてくれてますし。
 けっきょく、ゆうひは動きのある(贔屓キャラ優勢の)戦いって見てて好きなのでいくらでもやって欲しいのですが…。

 「気持ちだけで、いったい何が守れるっていうんだ」
 最後のキラのこの言葉を聞いたときに、ぶわっと泪が溢れてしまいました。
 結局、これがキラの結論なんだな…と、今回、この台詞を聞いて、今まで推測することしかできずにいたキラの本心が、ほんの少しだけクリアになった気がします。

 カガリに見ろと突きつけられたアフメドの死。
 今のキラにとって、それはあまりにも多すぎたのだと思います。ヘリオポリス崩壊の直前に、なんの準備もないままに、友人を守るために戦場に飛び出すことになってしまい、人を殺すことになってしまった。ヘリオポリスが崩壊して、それでもまだ彼は人の死に怯え、泪を流した。敵味方の区別もなく、泪を流すことができたからこそ、キラはあの小さな子供の、一般の人々の乗ったシャトルが撃ち落されたとき、何かを守るために別の何かを切り捨てることを、割り切らざるを得なくなってしまったのかもしれません。
 自分から戦火の中へ走ることを、きっとキラは厭わないでしょう。けれど、彼はこうも云う。
 人を助けたいなら、それに見合った「力」が必要だと。
 彼は「祈る人」です。けれど、祈るだけでは何も叶わない、誰も守れない。そう、痛感させられてしまったのかもしれません。
 守るためには行動を起こさなければならず、生き残るためには迷ってはいられない。
 優しいだけでは、プライドだけでは、意気込みだけでは、戦争には勝てないし、誰も守れないし、自分が生き残ることもできない。
 今のキラの態度、姿勢は、カガリの言う「守るため」の、キラの出した限界の決断なのかなと思いました。

 しかし…アフメドはもうちょっと(むしろ最後まで)出続けると思ってたのにな…。

 次回予告。
 戦場で失ったもの。
 できることなら、取り戻して欲しいです。

 今回は初めのキラとフレイのなければ最高に楽しかったです(いろんな意味で)

19 「宿敵の牙」 2003/02/08

 キラの私服〜!!(←落ち着け)
 やっぱりキラはラフな格好が好きなのかな?カガリの護衛だそうですが、フレイと離れて心の安らぎを少しでも、たとえ砂粒ほどだとしても!!取り戻してください(泣)

 前回からナタルさんのかわいらしい一面がオンパレードしてますね(^^)
 っていうか、しょっぱなから虎にバレバレだし(笑)
 警戒がここまで見事に空回りしてて…良く今まで明けの砂漠は生き残ってきたものですね…とか思ったり。いや、だって、あれはあまりにも…(汗)
 もしや、今までは虎に相手にもされてないとか?!(ありえそうな気がしたです、今回見て)

 コクピットで寝泊り?
 キラ…トリィがかわいいよ…。アスランだよ…。(←意味不明)
 フレイ邪魔。

 マリューとフラガ。
 この二人好きです(笑)ゆうひはさりげなくマリュフラ好きです。
 マリューさんは一見するとどうしようもないほど愚かっぽいですが、やっぱりちょっとは大人です。アークエンジェル搭乗員は平均年齢が若いですから、彼女たちは上官としてだけではなく、大人として支えになってほしいと思います(ああ、文にまとまりがない。うまく言葉にできない)

 キラ荷物持ち〜。
 かわいいよ。かっこいいよ。すなおだよ。やさしいよ。もう本質がなんでもいいから、このままのんびり平和に過ごして…(マジで泣きたくなったです)
 チリとヨーグルト…ミックス…。それでも食べる彼は、はたしてお人好しなのか否か。

 ブルーコスモス。
 この人たちはただのバカであると私は認識いたしました。なのでこれ以上のコメントはあまりにもバカらしくてする気にもならないです。

 鯨石(クジライシ)。
 地球外生命体?
 いきなりそんなん出されても…。けっきょくそれはなんなのさ。
 ポツリと重要そうな設定を垣間見せるだけで見せて終わらせないでよ!!
 何?!もしかして地球捨てて外宇宙へ行く計画とかあるんですか?!裏でこっそり進行中?!

 カガリ。おふろでぶくぶく。
 私的にドレスよりもその前の格好方がよかったです。動きやすそうなラフなスタイルの方が好みってか、カガリには似合ってたと思いましたです(別にドレスが似合わないわけじゃないけど…違和感が…)
 やっぱりカガリってどこかとんでもないところのお嬢様なんですかね?
 キラと双子説あるけど、そうなるとどうなるんでしょう?
 カガリはキラがコーディネイターだって知って動揺してたし…キラには間違いなく両親がいるわけだし。それでさらにカガリがどこかのお嬢様となると…うむむ。

 「同胞の中でもかなり優秀な方」
 わーい、キラが褒められた〜。…ごめんなさい。しつこいですが、所詮私はキラ至上主義者。

 虎さんとの会話(というか、アンディの一方的な芝居調)で、キラの視野が、少しだけ広がったような気がしました。
 キラはマリューやフラガが云っていた通り、ただがむしゃらに守るべきものを守るために駆けていたので、一瞬一瞬の「今」しか見えていなかったんですよね。アスランは戦争を終わらせるためにザフトに志願したので、今回キラに向けられた虎さんの語りには答えられたのではないかと思います。

 そこで、キラはあくまでも戦争をしているという意識がないのではないかと思いました。
 キラが戦うのは、大切なものが死なないように、消えてしまわぬように。民間の人々を脱出させたシャトルがイザークによって落とされたあの悲劇を、あの痛みをもう二度と味合わなくてすむようにであるのだと思いました。自分が守らなくてはいけないと思う気持ちのままに、ただ必死に戦ってきたから、おそらくキラにはまだ自分が戦争をしているんだというはっきりとした「自覚(意識?)」はなかったのではないでしょうか。

 戦争を終わらせるために、何をするべきなのか。
 どうすれば、戦争が終わるのか。
 憎むべき、厭うべきは戦争であったはずだということを思い出すことで、キラは広く深く…過去も今も含めて未来へと、ナチュラルもコーディネイターも関係ないと云ってしまえる中立としての視野を復活させることができるのではないかと思いました。ってか、ただの希望です。

 「バーサーカー」
 ああ…そっか。キラのあの種の砕けた状態はそう呼んでいいのかも。とか、なんか妙にすっきり胸に落ち着いちゃって…。
 実際のところ、あの種が砕けるのはなんなんでしょう。

 サイ。
 すっごく苦しそうです。きっと、彼はキラとフレイの気持ち(精神状態)をある程度まではわかってしるのではないかと。漠然と感じて、もやもやして定まっていないけれど、二人がなんだか苦しんでいて辛いんだといういうことは感じていそうな気がします。
 彼にとってフレイは大切な女性で、キラは大切な友人で、彼は子供ではないけれど大人でもないから、すごく苦しいんだろうな…とか。思いました。いや、あんまりきちんと見てないかも…(汗)

 次回予告。
 キラとアスランの子供の頃の写真〜(にやり)っつーかアスラン…持ち歩いてるのか?普通は持ってこないだろう。それともあれはアスランのお家?
 フレイはやっぱりサイが好きなんだね。っていうか、これも嘘ならもうフレイを好きになれる要素がないです。本当に…。

20 「おだやかな日に」 2003/02/15

 ようやっと久しぶりにアスラン登場ですね(^^)
 プラントの日常にどきどきです。どんな感じなのかな?

 そして始まり運転アスラン。ラクスのところに向かっているだろうということは頭を働かせなくとも分かります。ID(?)の照合は窓越しでもOK。
 ラクスと共に出迎えるたくさんのハロたちに苦笑するアスラン。お前が贈ったんだろう。
 「しかし何ですか、このハロたちは」…お前が作ったんだろう(汗)と、いきなり立て続けに突っ込み。このときはまだ、まさか今回突っ込みどころだらけとは思いもよらなかったです。

 アスランとラクスの和やかな会話。
 実はこの二人の関係っていまいちよく分からないんですよね。理解できないというか(まぁ、今のSEEDの人間関係(それぞれの心情)ってほとんど理解しずらいものがあるのですが)
 この二人がお互いに愛し合って大切に思っていることはよく分かるのに、なにかその「愛」という部分に「恋愛」という言葉がうまく納まってくれないというかなんというか。
 人として大切に思っている。異性としても大切に思っている。それは確かに愛情であるけれど、何かしっくりこないというかなんというか。まぁ、恋人のあり方や恋愛のあり方なんて一つにしぼられるものではないとは思うのですが…この二人の場合は…なんか、ひっかるというか。私の中でうまく納まってくれないだけといえば、そうなんですが。

 「あとからプラントにくる予定だった」キラは元々プラントに行く予定があったのですか?!
 ちょっとびっくりです。
 これはぜひともキラのご両親にも出てもらわねば!!(←ここと全然関係ないです。私がただ見てみたいだけ。だって今回主要コーディネイターの親はだいたい出たし)

 さて場面は変わってニコル宅。
 テレビ…音声入力!!便利!!(初めに書くことがこれか/汗)
 ニコル!!お母さんがお姉さんのようです。並んでたっていると特に。双子みたい(笑)そしてけっこうラフなお洋服なのですね。ピアノもお上手でございました(事前情報(某アニメ雑誌)通りで…ということはディアッカはいつか日本舞踊を披露してくれるのでしょうか?)

 「戦火が広がれば憎しみは増す」
 だから法律が復讐を許してはいけないのです。戦争はつまり復讐法が成立してしまうことではないかとも思います。戦争に関わると、大なり小なり復讐の念に借られてしまうことがあり、今のフレイやカガリはまさしくそうであると思います。キラとアスランには、それ以上にお互いを思いやる友情がありますし、二人ともに復讐以上に哀しみとそれを繰り返したくないという思いがありますが、大切な人が傷つけらて怒りを感じてもいます。このまま怒りに流されて暗く沈んでいってしまうか、踏み止まるか。そこが分かれ目になるんですよね…。

 「戦争は勝って終わらないと意味がない」
 ―――ああっと、その通りだとは思います。思うんですけど…ねぇ。

 第三世代の出生率。
 下がる一方…やはり、というかなんというか。
 現実世界では遺伝子ではクローン技術で騒いでいますが、それだってどこか普通に生まれてきたものと比べておかしいと呼ぶしかないような部分が多々ある。
 パトリックとシーゲル。この二人の会話で、コーディネイターが人間の進化したものかそうでないかを議論するようなものがありましたが、進化って難しいですよね。いったい何をもって進化というのか。環境に合わせて体を適させていくことが進化なのでしょうか?ただただいろいろな面に優れ、秀でることが進化なのでしょうか?
 生物は進化と退化を繰り返してきたし、今も繰り返していると私は思っていますので、ただ単純に進化と呼べることも退化と呼べるものもないと思っているですが…。

 オペレーション「スピット・ブレイク」って、なんですか?

 クルーゼ隊長。…大丈夫ですか?

 パトリックとクルーゼ隊長。
 二人とも何を企んで知るのでしょうね。協力してるようで互いに非協力でお互いに腹黒くいろいろ考えてるようですが…さて、どちらの方がより真っ黒な狸なのか。

 「支配」
 支配者の気分次第で苦渋を舐めてきたのであれば、支配されることにとことん拒むのも理解できるような気はします。でも、それが戦争の理由になるはずもありませんけどね。どんな理由があっても武力に訴えればそれは非難されるべき事柄であるし、人殺しは人殺しであることに変わりはないですし、なんの罪もないものをこそ撒き込んでいるのが最大の罪であるのが戦争ですし。ああ、迷惑。
 地球も宇宙もごみだらけ〜。

 サイはやっぱり罰を受けるはめに…。
 そしてカズイ。前々から思っていますが、彼はさり気なくキラを傷つけていきますよね。ナチュラルのみんながそうなんですが、彼は特にナチュラルとコーディネイターの能力差に対して卑屈というかなんといういか。まぁ、気持ちはわかるんですけどね。
 サイ…大丈夫かなぁ(いろんな意味で)。これからどうなるんだろう(いろんな意味で)
 そしてAA内。けっこうほのぼのしてるね。

 前回の次回予告…最悪の可能性が通った感じ?
 でも、とりあえず。キラ。押し倒されたまんま流されないでよかった…。
 拒絶してくれてありがとう(涙)
 心底安心したというか良かったというか…。

 アスランとキラ。
 なんでこうも正反対に背中をむき合わせないといけないのでしょうか。お互いが別々(正反対)の場所で二人ともが同じ方向へ向かってるから、交わらない…。

 次回予告。
 「そのトリガーを引け、ガンダム」
 それでもなお、キラに戦うことを強要するんですね。とか、寂しく思ったり。




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